NPO法人北海道冒険芸術出版 hokkaido alternative art and publishing

NPO法人北海道冒険芸術出版
王道に媚びることなく、邪道に逃げることなく

hori2011

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気の利いた年末のご挨拶も書けそうにないので、年忘れということで個人的な話をします。
僕は何故、「編集」者になったのか・・・
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多分僕は、「見方」という存在で価値をつくりたいんです。

何か新しいものを作ろうとして、そこで価値をつくれず悩んだこともありました。
今は何か新しいものを作るだけでなく、今あるものの見方を変えることで価値がつくれる、
そう確信を持って言える気がします、そんな30歳の年の瀬です。

でもそれは、僕にとっての「編集」という相棒に会えたからです。

僕にとっての編集は、別に書籍だけを発行するためにあるわけじゃないんです。
編集に与えられた役割としては、<①整理整頓すること/②指差すこと>にあると思いますが、
いつもそこには見方の存在が必要で、僕の見方が編集を動かすのだと思っています。
情報を伝えたり、僕の身の回りの限られた資源でより豊かな環境をつくるため、
これからも僕は編集と一緒に、その先へと旅を続けたいと思います。

 

そういう意味で今年は、はじめての編集との仕事が小さい実を付け始めました。
去年の11月に発行した「北海道裏観光ガイド」は増刷となり、5,000部発行となりました。
ライフスタイルの編集も意識的になり、旅を日常に/日常を旅にできるようになりました。
やっとのことで、「原付日本縦断行商の旅」も完結しました。

今年もさまざまな出会いがあり、日々世界が拡がってゆく高揚感をいつも感じています。
つまり僕には編集だけでなく相棒がいて、師匠がいて、同志がいて、応援してくれる人たちがいたのです。
その背中を押される感覚を思い起こすと、僕はある言葉を思い出さざるを得ません。
ひとりで歩いているわけじゃないことへの感謝と、その責任に決意を深くして行った気がします。

 

あと一つ違う部分で、去年から変わり始めたことがあります。
選択肢の複数化/価値観の多様化による寛容性、これが実は「北海道裏観光ガイド」のメッセージでした。
でも今はそのメッセージが、緩やかに遷移しているのです。

僕が伝えたいこと・・・

それは、「閉塞した社会にある希望」です。
またそう感じさせる情報を丁寧に拾い上げ、何やってもダメだ・・・ではなくて、
やればできる、そう感じさせる一筋の光を見付けて行きたいと思うんです。

何が答えかは解りません、何が正しい解答なのかも判りません。
ただ回答し続けることでしか、僕は僕を示すことができません。
僕の持つ社会と関わる少ない手段として、来年も僕は本を作り続けていきます。

 

一応、年末のご挨拶として投稿を書き始めたのですが、
なんだか、とっ散らかった文章になってしまってすみません・・・
最後にこの投稿のタイトルになったスローガンの話をして、なし崩し的に終わりたいと思います(笑。

「王道に媚びることなく、邪道に逃げることなく」

これは僕が、出版を始めようと思ったときから携えている言葉です。
僕は何かに偏ることが好きじゃない、つまり中庸で在りたいという意味です。
まあ恐らくほとんどの人が、また堀は変なことやって・・・と思うんでしょうけどね(笑。
でもそれはいんですが、僕は僕の中でど真ん中だと思って矢を射っています。
僕は恐らく狙う的自体が的外れなのでしょう、でもそれでいんです。
僕は僕が真っ当だと思うことを、来年もこれからもやり続け価値をつくれるように努力します。

そんなわけで皆さま、また来年ももろもろ迷惑掛けちゃうと思いますが、
褒められて伸びる子なので、これからも見捨てないでよろしくお願い致します。
来年も皆さまにとって、僕にとっても、希望ある年になりますように。

 

2011.12.30 堀直人

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